hatopoppo_25's blog

気づけば普通の日記になっていました。

【送料無料】僕のひきこもりナンパ宣言...

【送料無料】僕のひきこもりナンパ宣言...
価格:1,365円(税込、送料込)

ひどかった

今日は2週間に一回の通院日だった。

暴れている人がいた。

何か叫んでいたけど、どこかへ連れて行かれた。

 

僕は少し落ち着かなかったが、調子は崩さなかった。

以前の自分なら「引っ張られて」いたと思う。

そもそも、なぜ僕は発作を起こすようになったのかを思い出した。

 

僕は以前3つの病院に措置入院をしていたことがある。

3つもまたいだのは、夜に緊急入院する事になって、そのたびに当番病院が違ったからだ。

で、その3つのうち、1つだけひどい病院があった。

そこに入院してから、発作が起こるようになった。

入院前より状態がひどくなった。

 

とにかく、病院の人たちがひどかった。

あの病棟は重傷というか、正気を失っているような人ばかりだった。

話し相手を見つけるのが大変だった。

会話ができない人ばかりだったから。

そういう患者さんが多かったからか、病棟の看護師が完全に患者をなめていた。

薬を飲まない人には、鼻をつまんで「口あけないと息出来ないよ、死ぬよ」とか言って飲ませる。で、その患者がいなくなると、悪口を言う。

「めんどくさいなあ。本当に死ねばいいのに」とか。

食後の薬の時間。

1人の男性看護師が患者にクイズを出す。「答えないと薬上げないよ~」と笑っていた。患者は調子が悪いのか、「薬、薬」とうめいていた。

それでもそいつは、「クイズに答えろよ」と笑っていた。

……思い出すだけで腹が立つ。

そう言う事がたくさんあって、心が折れた。何か傷ついた。

加えて。

狙われた。

他の入院患者に。目をつけられた。

僕の飲んでいたペットボトルをうばってぺろぺろなめたり、ベットに入ってこようとする。

真夜中に気配を感じて目を開けると、目の前に立っていて、こちらを見下ろしていた。

一応病棟の看護師に相談する。

が、「よかったねー」と笑うばかりだった……よくねえよ。

 

ちなみにその患者は男だ。

ホモなのか何なのかわからないが、危なかった。

 

限界だった。

気付くと発作を毎日起こすようになっていた。

結局そこは2週間で脱出できたけど、あのままあそこにいたら発狂していたかもしれない。

その後11年。

未だに発作に悩まされている。

何とかなりませんか、と先生に相談すると、

「薬で対処しよう」とのこと。

ちなみに他の2つの病院では、手厚く看護してもらえた。

話を聞いてもらったり、色んなレクリエーション、美味しい食事、時に作業を一緒に行ったり、温かいレモンティーも分けてもらった。

僕にはその対応の中に敬意や、真剣さが含まれているように感じられた。

本当に感謝している。

変な言い方かもしれないが、入院病棟には「当たり外れ」みたいなものがある。

もう入院することはないと思うけど。

それでは、また。