hatopoppo_25's blog

気づけば普通の日記になっていました。

【送料無料】僕のひきこもりナンパ宣言...

【送料無料】僕のひきこもりナンパ宣言...
価格:1,365円(税込、送料込)

2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

問題発生

昨日の事もあって、僕の気分はすっきりしていた。 いたずらに焦る事もないし、 自分を責めてイライラする事もない。 だいぶ落ち着いていた。 朝までは。 困った。 師匠の事が頭から離れない。 皿洗いをしていても、洗濯物を干しているときも、掃除機をかける…

なみだ

ボーっとしていた。 なにも考えたくなかった。 とくに昨日の事は。 午後1時。師匠がやってきた。 「どうした?」 僕がひどい顔をしていたのだろう。 師匠は怪訝な顔をしていた。 「怪我をしたのか?」 気付かれた。昨日石をぶつけられてできた傷に。 ちょっ…

今日は。 無策で外に出た。 「慣れてしまえば人だって怖くなくなる」と思って。 歩く。 人がいた。 笑われた。 負けるものか。 歩き続ける。 石を投げられた。 あたった。 痛い。 額が痛む。血が出た。 あいつらは嬉しそうに笑ってた。 まだ痛い。でも、 心…

自殺

今日、この地方にも雪が降った。 音も無くはらはらと舞い踊るその姿は、 僕に死を連想させた。 僕は一時期真剣に自殺を考えていた。 10年前。 統合失調症が発症した時だ。 もう何もかも消えてしまえ。 この世界も、こんな自分も大嫌いだ、死んでしまえばい…

視線恐怖

今日も挑戦した。 視線恐怖を自己催眠でクリアする作戦は、一昨日失敗した。 どんなに頑張っても心はコントロールできなかった。 問題を見つめなおした。 目的は、「普通の人のようにふるまうこと」だ。 そこで気付いた。 不安を取り除いたり、自分の心理状…

諦められない

今日は2週間に1回の通院日だった。 今年はこれで最後だ。 診察の時、昨日のことを話したら先生に注意された。 「焦ってはいけない」と。 先生は引きこもりを容認する主義だと以前言っていた。 「リスクを冒して取り返しのつかない事になるより、たとえ家の…

催眠術

僕は知らない人に避けられる。 見た目に関して、色々つっこまれる。 笑われる事もある。 正直、こころが傷つく。 でも、文句を言っててもしょうがないので1つずつクリアしていくことにした。 ぼさぼさだった髪は切った。 服装は学習によってのりこえる。 残…

何も考えない

今日は、スーパーへ行ってきた。 クロに与える生肉を手に入れるためだ。 開店と同時に走った。 冬休みだ。学生が動き出す前に決着をつけたかった。 試食コーナーのおばちゃんはいなかった。 あの人を見るともう、敗北感しか浮かばない。 わるいのは断れない…

さみしさ指数、上昇中

午後1時ちょっと過ぎ。 玄関を開けるなり、師匠は僕を見て「ほう」と一言もらした。 「少しはましな見てくれになったな」 その言葉だけで、すべてが報われた気がした。 勇気を出してよかった。 イヤーマフを外して、こたつでくつろぎだした師匠に温かいコー…

練習

髪は切った。 服装の問題は学習で乗り越えようと思う。 課題はあと2つ。 視線恐怖と、話しかただ。 僕は人の視線が怖い。 見ることも見られることも。 何というか、人と目を合わせると、心を読まれている感覚に陥る。 見透かされ、軽蔑され、否定されている…

続いていく

昨日、何年かぶりにプロの手で髪を切ってもらった。 シャンプーが楽だ。洗った後、すぐに乾く。 驚いた。 同時に、 寝ぐせもすごかった。 朝起きたら、爆発していた。 水で形を整え鏡の中の自分を見る。 髪型1つでここまで印象は変わるものか、と改めて驚く…

美容室

数日前、美容室へ予約の電話を入れていた。 その約束の日が今日だった。午前9時から。 朝から緊張だ。 ドキドキしていた。 笑われたらどうしよう。気持ち悪いと思われたら辛いな。 美容室なんておしゃれスポット、完全にアウェーだ。 逃げ出したかった。 ヒ…

トラウマ

ベランダの洗濯物を取り込んでいると、 下校する小学生の集団が現れた。 僕はあわてて引っ込んだ。 何も悪い事はしていないはずなのに。 小学生のころ、僕は登校拒否をしていた。 親が離婚し、親戚のいるこの地域に引っ越したばかりで、クラスに馴染めなかっ…

ゆるしてほしい

母親を泣かせた事がある。 あれは僕が小学生をやっていたころで、母がうつ病を発症した直後だったと思う。 いつもはぶっきらぼうな母が、改まった態度で僕に聞いてきた。 「○○(僕)にとって、お母さんって何?」 今になって思えば、あれは重要な問いだった…

緊張

左手が震える。 ボタンを押せない。 美容室の予約を取ろうと受話器を握っていた。 髪を切る必要がある。 「不潔っぽい」と昨日、師匠に言われた。 ちょっと、いや、かなりへこんだ。 モテようとするよりまず、普通にならなければ。 とは言え、美容室が怖い。…

決意

水道水が冷たい。 手が冷えて、皿洗いがきつい。 かと言ってお湯を使うとガス代がかかるし、手の油分が奪われてカサカサになる。 ならばいったい僕はどうしたいのだろう? これからどんな人生を送りたいのだろう?と考えていたら午後1時。 師匠はやってきた…

記念パーティー

落ち着かない。 部屋の新聞紙をはがして、一晩たった。 少しだけ、いや6回ぐらい本気で貼りなおそうかと思った。 でも、こらえた。 普通の生活をするんだ。 普通の幸せを手に入れるのが僕の夢だ。 とはいえ。 環境が激変したので落ち着かない。 そわそわす…

前に進むために、新聞紙と、裸の壁。

今日まで僕の部屋の壁には全面、新聞紙が貼ってあった。 怖かったから。 10年前、声がしたのだ。 アパートの隣の部屋から。 隣の住人達の声。壁が薄いボロアパートなのでほとんどの声が聞こえる。 自分の行動の逐一を観察され、コメントを入れられる。 笑…

不良

今日はサトウ商店へ行ってきた。 クロのポテトチップとシャンプーを購入。 昨日の夕方、シャンプーを切らしたので、髪を洗えなかった。 僕はけっこう脂性なので、一晩洗わないだけでべたべたになる。 帰宅して、速攻で髪を洗った。 シャワーを止めて、バスタ…

入院してた

今日は2週間に1回の通院日だった。 順番待ちが、いつもより長い。 診察室の前に入院病棟の看護師さん2名が待機していた。 扉が開く。 中から弱りきったような顔をした若者と、両親と思われる夫婦が出てくる。 何かをわめいていた。 入院の話がこじれたの…

納豆巻きと大トロ

今日は、スーパーに攻め入った。 クロに与える生肉を手に入れるためだ。 店員のおばさまたちに嘲笑われるのも、慣れてきた。 ヒルナミンは予防として飲んでおいた。 それでも笑われると、心が傷つく。 しかし。 今の僕には守るべきものがある。 負けるものか…

歩いた

外に出た。 長時間、歩いた。 クロが寝ていてさみしかった。 誰かの顔を見たかった。 ラーメン屋の前を通りかかる。 たぶんバイトの女の子が、看板を外に設置していた。 11時開店らしい。僕はあの店のラーメンを食べた事がない。 いつか攻略してやる、と思…

わかってくれた

僕は昨日の暗い気分を引きずったまま、午前中を過ごした。 クロは能天気にひなたぼっこ。 あいつは僕の不安に気付いているだろうか? 親としては落ち込んだ姿なんて見せられない。 親が揺れていると、子供は不安になる。 信じていたものが壊れた時の痛みを思…

調子がいい、でも。

調子がいい。 2時間以上本を読んでも、調子が崩れない。 テレビを1時間見ていても大丈夫。 調子がいいので(気分もいいし)、サトウ商店へ行ってきた。 ポテトチップを2袋購入。 のりしお味。 1つは自分用。 もう1つはクロの分。 うまいかクロ?たくさ…

コンビニとバナナ

今日はコンビニへ行ってきた。 怖かった。カメラとかあるし。 しかし、スーパーのようにだだっ広いわけでもないので、すぐに脱出できる。 だから、短期決戦をしかけられる。 予防のヒルナミンがいらない。 調子を崩したことも今のところない。かなり都合がい…

ごみひろい

今回の課題。 「自分が自分を好きならする事」を実行する。 最後の一つ。 嫌いなところ→自己中心的なところ 「嫌いな自分の逆の行動=好きな自分がする行動」と考えてやってきた。 ゴミの分別をしないで捨てようとした事がある。 師匠に怒られた。 その時の…

あいさつ

「自分が自分を好きならする行動」。 今日は2つめをやった。 嫌いな自分→「自発性のない自分」。 自分から人に話しかけられない。 う~ん。自分から行動を起こす? しかも、人に話しかけること。 ……思いついた。 簡単な事だ。でも、やりたくない。 「自分か…

師匠が言った。 「自分がもし自分を好きならする行動」をしろ、と。 僕は、「自分が好きならすること=嫌いな自分が決してしないこと」と解釈した。 自分の嫌いなところ→反抗的なところ。 決してしないこと→「素直に感謝する」。 僕が一番、反抗している相手…

考えた

寒い。 朝、目覚めにシャワーを浴びる。 バスルームを見渡す。 寒いのは嫌だけど、冬はカビが生えない。そこがいい。 午前中は部屋の掃除をして、ちょっと散歩した。 裸になった木々を見て、時の無常を感じる。 気分転換を終えて、じっくり部屋で考えてみた…

フルスマイル

午後1時、玄関を開けると。 「こんにちわぁ♡」 師匠が僕にあいさつしてきた。笑顔だ。フルスマイルだ。 僕は動きが止まった。 「あ」 急にきまりの悪そうな顔になった。視線をそらして師匠は言う。 「間違えた。今のナシ!何でもない。忘れろ!」 ――え? 「…