hatopoppo_25's blog

気づけば普通の日記になっていました。

【送料無料】僕のひきこもりナンパ宣言...

【送料無料】僕のひきこもりナンパ宣言...
価格:1,365円(税込、送料込)

通院日と疑いと葛藤

今日は、2週間に1度の通院日だった。

いつも通り受付の女の人に嫌な顔をされた(と思う)。

診察券を出して、ロビーで待つ。

受付の人たちがこっちを見て何かを話している。

笑ってる。

いや、笑われているのか?

被害妄想というやつだろうか?

本当に僕を笑ってるにしろ、ただの被害妄想だったにせよ、こんな思考しかできない自分は嫌だな、と思った。

第一、僕のことなんて誰も気にして無いだろう。

だが、それはそれでさみしい。

 

診察の時、ここのところ頑張って買い物に出かけていることを先生に伝えた。

僕は、励まされることや、何か良好な反応を期待していたのだが、先生は渋い顔をしていた。

「焦ったらだめだよ。少しずつだ。焦ってもいいことなんて何もない。君は君のペースで生活すればいいんだよ」

――いや、もう30だし。焦ります。

「人によって生き方は全然違う。一般的な基準を気にして、焦ってしまうのは意味のない事だ。少し休んだ方がいい」

 

正直、テンションを上げて欲しかったのだ。

このままガンガン動いて、今の自分じゃない「もっといい自分」になりたい、と思っていた。

見抜かれたのか。

「君は君でいいんだよ。自分を責めてはいけない」って言われた。

何か完全に心を読まれてる。

僕の思考はこういう生活をしている人の典型なんだろうか?

ある意味マニュアル的に、こう来たら、こう、みたいな対応なのか?

疑ってしまう。

この人は本当に思っている事を言ってくれているのか、と。

2つの自分が心の中でせめぎ合っている。

まず1つは、判断も疑いも捨てて、先生を信じきろうとする自分。この人は何があっても自分の味方だ、という期待。

もう1つは、先生は仕事だから事務的にやっているんだろう、と考える自分。

甘えてはいけない、先生にすがりついてどうする?しっかりしろよ僕、と思うときもある。

この2つの立場による葛藤は、冷静な思考ができるようになってからずっと頭の中にあった。

 

 結局。

先生が真剣にそういうふうに思って言ってくれている、と信じることにした。

10年以上の付き合いのある人だし、色んな相談にも乗ってくれている。

軽薄な人でもないし、いつも真剣に話を聞いてくれる。

何より、病気が一番ひどい時、僕を救ってくれた人じゃないか。 

先生、疑ってごめん。

 

ちょっとペースを落とすことにした。

焦らないで、しっかりもがき苦しむことに決めた。

それでは、また。