hatopoppo_25's blog

気づけば普通の日記になっていました。

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変わってなかった

今日は1日、外に出てみた。

 

朝は近所の公園で絵を描いた。

ベンチに座って風に揺れる木々の音を聞いていると、穏やかな気分になる。

ちょっと迷ったが、やってみたかったので裸足になって土の上を歩いた。

足の裏を刺激する土や草、木の根っこが気持ちいい。

近所の人に見られてたら、変に思われたかもしれない。

だが僕の評判などこれ以上下がらないと割りきって、好きなことをやりとおした。

 

そのあと河原まで、ゆるく走って移動した。

家で作ったチャーハンおにぎりを食べながら、川の流れる音、鳥の声を聞く。

そんな事をしていると、次第に子供のころを思い出していた。

 

家に家族がいなかった僕は、よく1人で外に遊びに行っていた。

ちくわをエサにザリガニを釣ったり、

木に止まっているコクワガタをとったり、

公園でカマキリの卵を見つけたり。

それで当時の近所の人に「学校にも行かないで、何なのあの子?」と白い目で見られていた。

よくよく考えてみると今とあんまり変わってないな。

子供のころはそれでよかったけど、いまはもう大人になってしまっている。

なにひとつ足を踏み出さず年をとったのだと思うと、焦りに駆られる。

 

ある日本映画のセリフが頭をよぎる。

「世間はお前たちのお母さんじゃない!」

「勝たなければゴミだ!」

「ファック・ユー!」

けっこう責め立てられる。

ギャンブルの映画だった。見ていた時は笑っていたけれど、じわじわ効いてくる。

世間に対してどう向き合うか?

何に勝つために戦うのか?

否定に対してどう対処するのか?

師匠はきっとそういう問いに対して答えを出して、戦ってる。

僕は、どうすればあの人の横に並び立つことができるのだろう?

結局。

何を思っても、行きつく先はあの人の事ばかり。

胸が苦しい。

「恋は熱病」というのは本当らしい。

それでは、また。