hatopoppo_25's blog

気づけば普通の日記になっていました。

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近所のおじさん

僕は毎日散歩をしている。

その時ほぼ確実に遭遇するおじさんがいる。

白髪交じりでふっくらした感じの、優しい雰囲気の人。

いつも庭仕事や、家庭菜園をしている。

犬を抱っこして散歩しているときもある。

 

おじさんは今日も庭の手入れをしていた。

脚立に上って松の木を剪定。

あいさつをする。

僕はあのおじさんが怖くないから、笑顔であいさつできる(引きつってるかもしれないけど)。

おじさんも笑顔で応えてくれる。

向こうが多少、こちらを警戒している事は、わかる。

でも、なんだろう、悪い気がしない。

なんというか、あの人が僕のいないところで、僕を否定する画が浮かばない。

いや、何かネガティブなことを思われている可能性はじゅうぶんある。

でも、いい、と思える。

不思議だ。

あのおじさんに対して、恐怖を感じない。

 

僕は父方も母方も、祖父母とあまり縁がなかった。

だから、理想的な祖父のイメージをあのおじさんに投影している部分はあると思う。

つい素直な気分になってしまう。

なので、長生きしてほしい。

そういう感情を持てる相手がいる事が、ちょっと嬉しいのです。

それでは、また。