hatopoppo_25's blog

気づけば普通の日記になっていました。

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感謝

今、僕は特に不足はなく、身体に痛いところもなく、不安にとらわれているわけでもない。

しあわせだ。

精神病院に措置入院していた時は、不安でいっぱいだった。

 

とにかく不安だった。

最初の方は薬も合わなくて、しょっちゅう注射を打っていた。

落ち着かなくて、与えられたものに文句ばかり言っていた。

同時に人を憎んでもいた。

とにかくゆるせなかった。人も、自分も。

 

でも、いまはゆるせる。

傷ついて悩んだ分、人の気持ちを考えられるようになってきた。

同時に、自分だって誰かを傷つけている事も知った。

時間はかかった。

かかったけど、気づけた。

心理的に距離のあった姉の本音を聞いた事や、長らく世話になっていた主治医の先生に「君はもう大丈夫」と太鼓判を押された事も大きい。

甥っ子たちと過ごした時間も、深く影響しているのだと思う。

 

過去を思い起こすと、間違いばかり犯してきた気がする。

それでも、僕は独りじゃなかった。

困った時、人に助けてもらえた。

いとこの兄ちゃんや、学校の先生、

図書室登校してた時の、司書のおばさん。

入院してた時は、レモネードの存在を教えてくれた看護師のお姉さんもいた。

こんな僕を好きと言ってくれた人もいた。

そんな大事なことを、僕は忘れていた。

なかったことにしていた。

感謝してなかった。

 

感謝する事は、その人自身を救うものだと思う。

なぜなら、感謝するという事は、「自分は人に愛された」と認める事だから。

大事なことだと思う。

とはいえ、「人に愛される?そんなのどうだっていい」という人にはどうでもいい事かもしれない。

でも、

少なくとも僕は、人に愛されたい。

1ミリでも多く愛されたい。

わがままかもしれないけれど。

そういうものもこれから収まっていくのか、それともこじれて行くのか、自分でもわからない。

だから、本当の事をじっくり見つめたい。

最近そういう事を考えている。

それでは、また。