hatopoppo_25's blog

気づけば普通の日記になっていました。

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胃カメラ

昨日、胃カメラを飲んだ。

 

前日からほぼ絶食。

当日は水も一切口にしてはいけなかった。

 

内臓からの出血を調べる事が目的だったので、CTも撮ってもらった。

朝8時から、採血、注射、CT、胃カメラ、2時間安静。という日程だった。

 

前日は早めに床に就いてぐっすり眠るように、と指示されていたが眠れなかった。

胃カメラという未知への緊張と、空腹が眠りを妨げた。

これからどうなるんだろう?という問いも頭から離れなかった。

とにかく気分を軽くしたかったので、

検査が終わったら食堂のラーメンを食べよう、そう自分に言い聞かせて病院へ向かった。

子供の頃から、あの食堂のラーメンは大好きだったから。

 

最初に採血をした。

貧血だから採らないでほしい、と思ったが仕方ないので採ってもらった。

ガッツリ3本。

それだけで、くらくらした。

 

次に注射。

案内の看護師さんに、痛いやつですか?と聞くと、

点滴ですけど、という答え。

ホッとした僕に看護師さんは、大人なのに注射が怖いの?と聞いてきた。

もちろん!と答えると看護師さんはちょっと笑ってくれた。 

 

点滴をつないでCT室へ。

造影剤という薬を使う事になっていた。

検査に必要なものという説明を受けたが、1万~2万人に1人の割合でアレルギー症状、

さらに10万~20万人に1人の割合で死亡する事もあるという。

同意書に署名する時、すこしためらった。

けど、心配してもしょうがないし、いつだってどんなときだって死ぬ時は死ぬ。

そんなふうに割り切ってサインした。

 

CT自体は痛みや、煩雑さもなく、ただ息を吸って止めて、

吐いて、吸って、止めて、ぐらいしかやる事がなかった。

時間も体感では10分くらいだったと思う。

 

最後に胃カメラに臨んだ。

専門の部屋かと思ったら、部屋の受付の後方にカーテンに区切られた寝台が2つ。

その寝台の列の向かいに机の列。

その上にモニターが数台。

胃の内部の画像かと思って目を凝らして見ると、某検索サイトのトップ画面だった。

ちょっと残念な気もしたが、今思うと胃の画像を見なくて良かった気もする。

 

そうやってキョロキョロしていると、

白衣+マスク+手袋の女性が紙コップを差し出して来た。

胃の中の泡を消す液体だという。

生温かくて、少しとろみがあり、若干酸っぱい。

渡してくれた女性の宣言通り、美味しくなかった。

 

続いて、喉の麻酔。

また液体だった。

口に含んで頭を壁にくっつけて、じっとしていて、という指示。

やってみると。

口の中から、じわーっと、喉に薬が流れていく。

気づくと、感覚が麻痺していて、少しむせた。

 

それだけの手続きを終えて、寝台の上へ。

膝を曲げて、横になる。

持参するように、と指示されたタオル2枚を口元に敷きつめられる。

胃カメラ中、口からこぼれる唾液を受け止めるために必要だったらしい。

マウスピースというか、哺乳瓶みたいな器具をくわえる。

やってきた先生に、少し眠気を誘う薬を身体に入れます、と告げられる。

うなづいて、目を閉じた。

前日眠れなかったのと、それまでの手続きで疲れていたせいか、僕の意識はそこで完全に途切れた。

 

目を開けると、ベッドの上にいた。

ここはどこなんだろう?

と思って見まわし、壁時計を見つけ、時刻を確認すると2時間以上時間が経っていた。

思わず僕はそばにいた看護師さんに聞いた。

ーーーえっと、胃カメラ、やったんですか?

つまり、胃カメラを体験しに行ったのに、胃カメラの記憶が全くない(笑)

何だかすっきりしない気分で手元のタオルを確認すると、湿っぽかった。

たぶん、僕の唾液だったのだと思う。

薬が抜けきらないせいか、意識がすっきりしないまま、ラーメンを食堂でいただき、帰宅した。

 

薬が効いていたのか、寝不足のせいか、胃カメラが体力を奪ったのかわからないけれど、帰宅してから、寝たり起きたりを繰り返していた。

とにかく、疲れた。

来週の火曜日、10日には大腸カメラの検査をして、

それから、10日後の20日に結果を聞く事になっている。

早く結果を知りたいというのが本音だ。

それでは、また。