hatopoppo_25's blog

気づけば普通の日記になっていました。

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スーパー、再び。

スーパーへ行ってきた。

怖いし、緊張する。生きた心地がしない。

だが、クロのために生肉を買いに行った。

 

突入開始。

正面玄関は目立ちすぎると考え、マイナーな方の入り口から侵入した。こっちなら誰もいないし、目立たない。と、思っていた。しかし、

「いらっしゃいませ!おはようございます!」

――お、おはようございます!

店員さんがいた。かなり焦った。

店員のおばさんは、僕が返事をすると、わらった。

笑ったのか、嗤ったのか、僕にはどちらなのかわからない。

 

次に真っ赤な口紅が僕の行く手を阻んだ。

試食コーナーのおばちゃんに捕まった。

朝早めで、客も少なく、暇だったようで、おばちゃんは僕を見るなり声をかけてきた。

「ウインナーどう?おいしいわよ」

強引に一本手渡される。僕はウインナーが苦手だ。

しかし、断る事も出来ず、無理やり口に放り込んだ。

やっぱり触感が苦手だ。プルプルした感じがどうしても受け入れられない。

「どう?おいしいでしょ?アンタやせてるわねえ、いっぱい食べてもっと太らないと彼女できないわよ!」

何で彼女がいないってわかったんだろう。

それで、ウインナー2個パックを1つ手渡された。

 

断れなかった自分が情けないと思った。

肉だからクロに任せられるのが救いだ。

そのあとは前回と同じく肉のコーナーへ向かい、おつとめ品を優先的に選んで豚肉を10パック手に入れた。

……ウインナー、次はちゃんと断ろう。

それでは、また。