ヨッシーのタマゴ
今日は実家へ行ってきた。
甥っ子も来ていた。
2人いる甥っ子兄弟の上の子。通称「兄さん」。
受験生。先日、私立受験には合格した。もうすぐ公立の受験が控えている。
頑張れよ、と僕が言うと、
「定員割れを狙ってる」と答えた。
なんて奴だ(笑)。
だが、発想自体は悪い考えじゃないかも、と感心した。
で、兄さんと一緒にファミコンをやった。
「ヨッシーのタマゴ」というやつである。
画面の上から、「クリボー」とか「ゲッソー」「テレサ」「パックン」が落ちてくる。同じキャラクタ―同士をくっつけたら消える。
画面の最上部まで積み上げてしまったら負け。
時折、タマゴのパーツが落ちてくる。そのタマゴに他の生き物を挟んで、上下のパーツで挟むと「ヨッシー」が生まれる。その場合大量の生き物が対戦相手に送られる。
それだけの単純なゲームなんだけど、これがかなり面白い。
兄さんはゲーマーだ。かなり手ごわい。
気を抜くとすぐやられる。
1時間ぐらいずっとやっていた。
昼食後のヒルナミンも軽いもの(5mg)なので、頭がクリアだった。
加速する思考、一瞬の判断、躍るコントローラー。
全力でぶつかった。
でも、けっこう負けた。
苦し紛れに、
――僕はまだ本気出してないんだからな!
と言ったら、
「駄目な大人だなあww」と笑われた。
僕も笑った。
そういう馬鹿なことを言えるのが嬉しかったのだ。
春休みにまた勝負しよう、と約束した。
楽しみだ。
それでは、また。