hatopoppo_25's blog

気づけば普通の日記になっていました。

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合格発表

午前中、母に呼び出された。

「不安だから来て」と。

僕はちょっと考えて思い出した。

今日は甥っ子(中3・受験生)の合格発表の日だったという事を。

母は甥っ子の受験前夜に水をかぶって祈っていたという。

「水行だ」と言っていた。

それぐらい心配していて、同時に結果に対して不安だったようだ。

なので誰かそばにいて欲しかったみたいだった。

 

歩いて実家に向かう。

小学校の前に通りかかる。

「何やってんだ!」とか「走れ!」という成人男性の声。

先生だと思う。ちびっ子たちがサッカーをやっていた。

「わー」とか「キャー」とか叫んでる。

以前の僕だったら走って逃げていたと思う。

人の声を聞くだけで、条件反射的に自分が否定されている気になっていたからだ。

今は大丈夫になった。

僕は落ち着いた足取りで実家へ向かった。

 

実家に着くと、甥っ子(本人・通称兄さん)と姉も来ていた。

兄さんは笑っていた。姉も笑っていた。

母も笑っていた。

そして、僕も笑った。

公立高校、合格。

 

僕も一緒に勉強に付き合っていたりしていたので、尚更嬉しかった。

嬉しかったので、兄さんと相撲を取った。

全力だ。

赤ん坊の時から知っている甥っ子と、今は互角に戦える。

不思議な感覚。

いや、互角というか、負けた。

それも嬉しかった。

「嬉しい」という言葉がゲシュタルト崩壊するぐらい嬉しかった。

今日もいい日だった。

それでは、また。