hatopoppo_25's blog

気づけば普通の日記になっていました。

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茶髪の先生

今日は1カ月ぶりの通院日だった。

きのう同様バスで小説を読んでいたら、車酔い。

僕は反省と進歩をきちんとしようと思った。

 

バスを降りて歩く。

途中の竹林のあたりで、タケノコの皮が散乱していた。

ヒゲ面のタケノコ泥棒を想像してしまって、僕は笑ってしまった。

今となると、何が面白かったのか自分でもわからない。

しかし、吹き出してしまった。

事情を知らない人が見たら、僕は完全に変な人かもしれない。

 

病院へ着くと、入口のところで外来の看護師さんとはち合わせた。

とっさに「おはようございます」と挨拶。

笑顔が返ってくる。

その笑顔と、抜き打ちでも人と挨拶が出来た事が嬉しかった。

レベルが上がったかも。

 

ロビーで順番を待っていると、ずいぶん車イスの老人が増えた事に気づく。

「こんなとこにも高齢化の波が」と思いつつ、僕はそれどころではなかった。

今日から主治医が変わる事になっていたのだ。

面識のない人だったので、想像もつかない。

わかっていたのは名前と男性である事ぐらい。

けっこう不安だった。

医者にも当たり外れがある、と僕は考えている。

一生懸命やってくれる人には失礼かもしれないけど。

 

1時間くらい待ってから、診察室に呼ばれた。

茶髪にヒゲの若い先生だった。

年は僕と同じか若いぐらい。

よろしくおねがいしますとお互いに挨拶。

前の先生から聞いていた情報の確認をお互いに取った。

それから、

新しく変わった薬のルール(なんでも睡眠薬は1人当たり2種類までで、それ以上だと自己負担というルールになったらしい)を話したり、茶髪先生からみた僕の印象を聞いたりした。

「たぶん~」とか「~系の話?」とかノリが軽い。

でも、きちんとこちらの目を見てハッキリ話してくれる。

薬や治療方針の話も、わかりやすく丁寧。

大事なところは立ち止って確認をとってくれる。

なので、僕はこの先生は信頼できると思った。

優しそうな人だし。

薬は1カ月分出してもらえて、通院も1カ月後でいい事になった。

今度の先生ともうまくやっていけそうだ。

心配事が1つ消えた。

それでは、また。