hatopoppo_25's blog

気づけば普通の日記になっていました。

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小説

いま僕は小説を書いている。

読んでくれる人がいるからだ。

その人は町のバスの運転手さんで、すごく元気というか、明るい人だ。

バス停で発車するまでの待ち時間で少し喋った事があって、その時に、

「普段何してんの?」と聞かれ、

「小説を書いてます」と答えた。

そしたら「見せてみろ」という事になって、1度見せた。

ちょっとためらいもあったのだけど、人に見てもらえるのは幸運だと思ったので、見てもらうことにした。

 

後日バスに乗った時書いたものを渡し、その次に乗った時に感想を言ってもらえた。

4つ嬉しかった。

ひとつ。

読んでもらえた事。

ふたつ。

「文章がわかりやすい」とほめてもらえた事。

みっつ。

「ハッピーエンドかよ」と突っ込まれつつ、内容がちゃんと伝わっていた事。

最後に、

「また他のやつを読ませてくれ」と言ってもらえた事。

 

見てもらったのは短編。

今まで5作書いてそのうち完結しているのは2作だけで、あとは「第2話へ続く」みたいにになっていて、未完だ。

 しかも書きあげたもう一つのほうは、このあいだ読んでもらったやつより出来が悪い。

こんなの見せるわけにはいかない、と思う。

だが、また読んでもらいたい。

という訳で、新しく小説を書き始めている。

 

それで、いま苦戦している。

今までは自分が楽しければよかったのだが、人に読んでもらう事を意識すると、色々ためらってしまう。

葛藤する事が多い。

だけど、一生懸命頑張るのはこの上なく楽しい。

充実している。

それでは、また。