hatopoppo_25's blog

気づけば普通の日記になっていました。

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ほんとのこと

今日は髪の毛を美容院で切ってもらってきた。

その後、コンビニを2軒渡り歩いた。

雑誌が欲しかった。占い特集をやってるやつ。

結局、雑誌は見つからなかった。

 

外を出歩きすぎたのか、僕は調子を崩し、発作が起きた。

いつも通り神経が過敏になる。

光、音、コエ、全てに圧倒される。

自分が破綻しそうになる。

加えて、何かに責められる。

「うそつき」「偽善者」「死んだ方がいい」と言われている気分になる。

 

いつもは薬を飲んだり、泣いたりして、やり過ごしていた。

だが、今日は選択を変えた。

僕を責めるお前は誰なんだ?と思った。

正体のわからないその「なにか」に問いをぶつけた。

 

いつ僕が嘘をついた?

偽善者って何だ?

死んでたまるか……。

 

逃げてやり過ごす代わりに、問いを立てて答えを探し続けた。

すると、1人の同級生の事が頭に浮かんだ。

小学生の時の同級生だ。

僕と彼は「恐竜が好き」という共通点があったので、よくつるんでいた。

話が合ったのだ。

恐竜のクイズを出しあったり、豆知識が入ったら伝えあったり。

 

仲はよかったのだが、たまにケンカもした。

暴言を吐くこともあった。

「マザコン」とか「貧乏人」とか「ばか」とか。

最初はケンカをした時だけだったが、あまりにも彼がへらへらしてたので、僕は日常的に彼に言葉の暴力をふるうようになった。

最低だと思う。

僕は人を傷つける事は悪だと思っていて、「自分は人を傷つけない人間だ」なんて思おうとしていた。

でも、実際には僕は人を傷つけてきた。

つまり「偽善者」だ。

 

人を傷つけるような人間が幸せになんかなれるわけがないと思う。

だけど、あの時もそうだし今だって僕は誰かを傷つけているかもしれない。

でも、自分にとって都合の悪い事だから、抑圧した。

「幸せ」になりたかったから自分に嘘をついていた。

だから「うそつき」だった。

そういう事に気づいたので、ちゃんと認める事にした。

みないフリ、気付かないフリをやめた。

すると、ホッとした。

なぜかというと、そんなひどい人間である自分でも、けっこう人に受け入れられている気がしたから。

 

 僕を責める「なにか」は、自分自身だったのかもしれない。

これからはもうちょっとましな人間になろうと思う。

そこまで考えて、気付いた時には発作はおさまっていた。

「うそつき」はやめて、きちんと「だめな自分」を受けいれようと思う。

もちろん、人を傷つけない方向で。

それでは、また。