hatopoppo_25's blog

気づけば普通の日記になっていました。

【送料無料】僕のひきこもりナンパ宣言...

【送料無料】僕のひきこもりナンパ宣言...
価格:1,365円(税込、送料込)

それでも

僕は健康のためにランニングをしている。

休憩は公園のベンチで取る。

そこに座っていて気付いたことがある。

 

春先だっただろうか。

公園に植えられている木々の枝がバッサリ切り落とされた。

それで、最近気づいたのだけど、

その切り落とされた部分から、新しい枝や葉が生えてきている。

 

どうせ生やしてもまた来年切られるのに……。

無駄なんじゃないか?

繰り返し、何度も。

無残に切り落とされて痛いだろう。

僕は、どうせ切られるのだから、もう生やすのをやめたらいいのに、

どうせ死ぬのに、生きてどうする?なんて後ろ向きなことを思った。

 

でも、ちがう。

無駄じゃない。

というか、木にとって意味があるとか無いとか、そんなことはどうでもいいんじゃないか?

彼らは見返りや結果を求めていない。

ただ、生きて、伸びて、命の喜びを表現して、枯れる。

そうする事で結果的に鳥や虫たち、もちろん人間にとっても必要な存在となっている。

誰かにとって必要な存在になる、というのに僕はあこがれている。

だから、木を見ていてうらやましく感じたりする。

あんなに無条件に強く生きる自分を想像できないのも本当だけど。

 

枝や葉はいずれ切られてしまう。

人も動物も、星だって死ぬ。

だからこそ、せめて僕は今あるものを見つめていたいと思っている。

死ぬまでは、生きたい。

それでは、また。