hatopoppo_25's blog

気づけば普通の日記になっていました。

【送料無料】僕のひきこもりナンパ宣言...

【送料無料】僕のひきこもりナンパ宣言...
価格:1,365円(税込、送料込)

比べる

この間、同級生が訪ねてきた。

小学校と中学校が一緒だった男子。

久しぶり、元気?とか、話した。

声が低くなっていて、雰囲気も大人っぽい。

なんだか落ち着いた感じもする。

いまだに学生さん?と聞かれまくる僕とはえらい違いだ。

 

僕と彼は、普段から会ったり話したりする関係ではない。

なので、当然「今何やってるの?」という話になる。

言葉に詰まった。

僕は何をしているのか?

病気療養と、ぼちぼちバイトさがしてるよ。と答えた。

逆に僕からも聞いた。

いま何やってんの?と。

 

彼は結婚したらしい。

よくみると、薬指には指輪がはまっていた。

圧倒された。

さらに、子供が2人いるらしい。

2人とも男の子で、上の子は今年小学生になったらしい。

なにそれ、すげえ。と思った。

 

比べてはいけない。

と思いつつ、負けず嫌いの僕は思いっきり自分と彼を比べてしまう。

そもそも僕が人生をかける価値があると思っていることは、

家庭を作って、子供を育てることだ。

家庭に憧れるとか、人として自立する事が大事というのもあるけれど、

一番は復讐だ。

僕の生まれた家庭は破綻している。

子供時代、近所のいやらしい大人たちに「かわいそうな子」の烙印を押された。

何にも知らない連中に、好き勝手言われて、笑われて、蔑まれていた。

とてもみじめな気分だった。

あれを払拭したい。

そのために「家庭」という分野で成功したい。

と、思っていたけれど。

 

どうなんだろう?

そういう物語を描いて生存してきたけど、正しいのか?

復讐とか言ってて、人を幸せにできるんだろうか?

そもそも、

結婚できるのか?

働けるのか?

自分にそんな資格があるのか?

何一つ、わからない。

わからない、と思いたい。

泣きたい。

たまにこんなふうに頭の中が、ぐちゃぐちゃになる。

 

同級生の話を聞いて受けた僕から見た彼の印象は「力が抜けている」だ。

自然な感じ。

彼が言うには、普通に学校に行って、勉強して、バイトして、卒業して、就職して、気付いたら結婚してた、という。

かたや僕は、自分の中で過去がどうだとか、自分には何もできないんじゃないか、とか、暗いというか、力入りすぎているというか、

駄目なにおいがする。

この差は何なんだろう?

何かが違う。

何なんだろう?

謎だ。

 

人生に負けたくない。

最後には笑って死にたい。

あきらめない。

それでは、また。