hatopoppo_25's blog

気づけば普通の日記になっていました。

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黒いやつ

僕はいま、部屋の掃除に力を入れている。

とくに台所。

あの虫が出ないように。

黒くて動きが早くて、飛行能力まであるやつ。

その名前は恐れ多くて、口にできない。

というか、苦手だ。

 

僕は虫は嫌いじゃないけど、ゴキブリは駄目だ。

嫌いというか、怖い。

排除するのも苦手だ。

叩いてつぶす、という人もいるけど、つぶした後にその後始末をできる気がしない。

厄介だ。

 

逆に僕がゴキブリの立場だとしたら、つらいと思う。

何にも悪い事をしていないのに「こっちくんな」とか「気持ち悪い」とか言われる。

殺虫スプレーをかけられて殺されたり、

箱の中に閉じ込められたり、

叩いてつぶされたり。

かわいそうだ。

踏んだり蹴ったりだ。

ゴキブリはわるくない。

悪くないけど、友だちにはなれない。

すごく申し訳ないけど、好きになれない。

逆に僕はカメとかネコ、イヌなんかは好きだ。

引っかかれても、噛まれても好きだ。

迷惑をかけられるほど、かわいいなんて思う時もある。

扱いが違う。

ただ、見た目が違うというだけで。

理不尽だと思う。

性格のいいゴキブリや、心優しいゴキブリだっているかもしれないのに。

でも、受けいれられない。それが僕の限界だ。

 

反対に、見た目で判断される者として、

僕は今までの人生で、ゴキブリのような扱いを受けた事もあるし、

イヌやネコのようにかわいがられた事もある。

全部を見た目のせいにはできないけど、身だしなみというか、見た目に左右された部分は大きいと思う。

やっぱり髪の毛を2年以上切らなかったときは、ひどい扱いを受けたし、

反対にオシャレに気を使っている今は、好意的な扱いを受ける事が増えた。

定期的に髪を切って、服を着替えるだけで、人の扱いは変わる。

当たり前のような、身も蓋もないような、そんな体験した。

なんか嫌だったけど、外れる事の出来ないルールなので、受けいれた。

 

それで、ゴキブリ。

去年の夏、この部屋にも奴らはあらわれた。

現れて、僕は戦えなかった。

道具に頼った。

「ブラックキャップ」という、ホウ酸団子みたいなやつ。

それを使ったら、次の日からぱったり彼らの姿を見なくなった。

科学の力万歳、と思った。

今年はまだ設置していない。

早く買わなきゃ、と焦っている。

それでは、また。