hatopoppo_25's blog

気づけば普通の日記になっていました。

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時の流れ

先日、甥っ子(甥っ子兄弟の上の子)が誕生日を迎え、16歳になった。

こないだまでムシキングをしていたかと思ったのに、

もう高校生だ。

あと4年経てば彼は成人する。

僕はその事に気づき、驚いた。

時間が経つのが早い気がする。

 

昨日散歩していたら、セミの亡骸がアスファルトの上に転がっていた。

こんな時期にもう死んでいるのか、と僕は驚いた。

驚いてばっかりだ。

他にも、ザリガニやカナブンなんかも死んでいる。

それらの死体にも太陽は降り注ぎ、アリは群がって解体と回収を繰り返す。

自然は容赦がないな、と思う。

 

僕には叔父と叔母があわせて6人いた。

そのうち4人が亡くなって、いまは2人になってしまった。

祖父母もだいぶ前に亡くなっている。

皆病気で亡くなってしまった。

いい人たちだった。

毎年、豆を送ってくれた伯父さんもいたし、手紙を書いて病気の僕を励ましてくれた伯母さんもいた。

 

僕は子供の頃、言葉を持たなかった。

自分がその時何を感じているかを自覚するスキルを持っていなかったからだ。

思って、感じても、それを表す事ができなかった。

当然言葉を発せず、無口でおとなしい子だと思われていた。

それでも、

大人になって本とか読んでちょびっとなら、会話が出来るようになった。

今なら人と話せる。病気の方もだいぶ良くなったし。

とくに手紙を書いて励ましてくれた伯母さんとは、じっくり話がしたかった。

でも、間に合わなかった。

死というものは、容赦なく人を引き離す。

僕はそれがすごくさみしい事だと思う。

 

普段は忘れているけれど、最近死ぬって何だろう?って考える。

考えても分かんないけど。

ただ、確実にわかっているのは、

僕はまだ死にたくないという事と、生まれてきてよかったと思っている事だ。

だから、生きている事をちゃんと味わおうと思う。

色んな事がありがたい。

それでは、また。