hatopoppo_25's blog

気づけば普通の日記になっていました。

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決まった

電話がかかってきた。

メール便の配達員を募集している会社の人からだ。

 10分間くらいのやりとりをした。

僕は、

・現在ほかの仕事はしていない。

・毎日でも働けます。

・年賀状の配達のバイトをしていた事もあって、地元の地理はバッチリです。

とアピールした。

すると。

「このまま問題がなければ、お仕事をお願いしようと思います。それでは一度事務所までお越しいただけますか?」

という返事をいただいた。

僕はよろしくお願いします、と高まるテンションを抑えながら返事をし、通話を切った後、ガッツポーズを作った。

 

それで、きのう事務所へ行ってきた。

 

前日、緊張して眠れなかった。

朝になって頭が痛いし、身体もだるい。

何となくネガティブ。

実際に面接をして「やっぱり今回の話は無かったことにしてください」といわれるかもしれない、などと考えてしまう。

いままで何度かアルバイトを不採用になってきたので、臆病になっていた。

その時点で、僕は気付いてしまった。

まだ、自分の病気の事を一切説明していなかった事に。

 

不安を抱えたまま、自転車で事務所へ向かった。

今までアルバイトの面接で、決まって聞かれるのは「なぜ今まで働いていなかったのか?」という質問だった。

正直に病気の事を説明すると、曇った表情をされる事が多かった気がする。

不採用の理由を全て病気のせいだ、というのも違うと思うけれど、

少なくとも働く上でプラスに働く要素ではないと思う。

もし、正直に病気の事を伝えたら良く思われないんじゃないか?

不安が広がる。

余裕がなかった。

……なら、隠し通すか?

そんなズルい考えが浮かんできた。

けど、正直に話そうと思った。

嘘はつきたくない。

それに、できるなら長く働き続けたい。

だったら、なおさら隠し事はするべきじゃないと思った。

 

面接に臨んだ。

担当の人は穏やかな人だったので、幾分か緊張が和らいだ。

病気の事を話すと、

「仕事さえきっちりやってもらえるなら問題はない」という事だった。

担当の人に「気にしすぎなくていいですよ」と気を使われてしまった。

余計な気を使わせてしまった事が申し訳ないと思った。

たしかに病気の事うんぬんよりも、雇ってくれる側の人が考えるのは「この人はちゃんと働けるか」という事だと思う。

だから、僕は病気の事をきちんと説明して、その上で堂々と「今の自分は責任を持って働けます」と主張すればよかったのだと気づいた。

僕は今までの面接で無駄に弱気になっていた。

それが良くなかったのだとわかった。

 

面接の結果。

採用、という事になった。

今度の日曜日に実際の業務説明を受ける事になっている。

それから、本格的に仕事が始まる。

 

やっと仕事が決まった。

正直、わからないことだらけで不安もある。

けれど、やっぱり嬉しい。

精一杯頑張ろうと思う。

それでは、また。