hatopoppo_25's blog

気づけば普通の日記になっていました。

【送料無料】僕のひきこもりナンパ宣言...

【送料無料】僕のひきこもりナンパ宣言...
価格:1,365円(税込、送料込)

コンビニで癒される

仕事になれてきて、だんだん生活が落ち着いてくるはずだ、

と思っていた。

しかし、何一つとどまるものはなく色んなものが変わり続けている。

 

一番変わったのは、コンビニに対する認識だ。

病気だった時はものすごい恐怖スポットだった。

狭い空間の中に色んな人がいる。

見られているんじゃないか?

変に思われているんじゃないか?

怖い事なんかないのに、勝手に小さくなっていた。

 

だが、今の僕にとっては癒しの場所になっている。

あんなに怖かった店員さんたちも、目が合うと思わず微笑んでしまうくらいホッとする。

たまにいる怖い感じの兄ちゃんも目を逸らさなければ高確率で向こうから目を逸らす事に気づいた。

さらに、

物がたくさんあるから、何も考えたくない時はすごく助かる。

困った時は店員さんに聞けば教えてもらえるし、それをネタにちょっと話をしてみたりしている。

そういうことが、ありがたい。

 

最近特に面白いのは、店長さんだ。

男性。年齢は聞いていない。僕と同じくらいとも思えるし、上とも下とも思える。

わからないままにしておくのも面白いので、聞いていないけれど。

メガネをかけていて、内気な感じ。

声が小さくて、目を合わせてもすぐにそらされてしまう。

初めて出会った時から親近感を感じていた。

 

何度かコンタクトを試みた。

最初は、串カツを頼んだ時だったと思う。

「ソースがいいですか、味噌だれがいいですか?」と聞かれた。

すかさず聞いた。

おすすめは?と。

目を丸くされた。

そんなにびっくりする事だろうか?と思ったのだけど、僕には何だかその反応が嬉しかった。

それから僕はチャンスがあれば、そういう質問を時折ぶつける事にしている。

……迷惑だろうか。ちょっとわからないけれど。

もちろん、忙しそうなときはそういう事はしない。

 

ちょくちょくそういうコンタクトをとるうちに、チャンスはやってきた。

クーポン券。

店先にある端末から、発券してお茶と引き変えてもらおうとした。

ところが、肝心のお茶がない。

店長さんに聞いてみた。

お茶ないんですけど、と。

すると、「申し訳ないのですが、この店舗では取り扱ってないです」と言う答え。

なら仕方ないと思って、ありがとうと伝える。

しかし、クーポン券はどうなるのか?聞いてみると。

30分くらい使わないとそのまま無効になるし、ポイントも戻ってくるとの事だった。

一応確認した。

ポイントは減らないんですね?と。

その時……!

「使わないんなら減らないでしょ」と軽い口調で返事が返ってきた。

タメ口聞いてくれた!!

しかもニヤってわらった!!

その時ばかりは僕がびっくりする番だった。

たぶん目が大きくなってしまっていたと思う。

気を取り直して。

笑顔を作って「そうだね」と答える。

よし、つながった!と僕は思っていたのだが甘かった。

店長さんはビクッとした、明らかに身を引いてビクッとした。

 

自分でも友だちになりたいとかは思っていないが、毎日会っているのだから多少は気持ちをつなげたいと思っている。

今冷静に考えてみると。

たぶん、変な奴だと思われている。

楽しいからいいけど。

いや、だめか。

うーん。

よくわかんないや。

それでは、また。